35年前のヤマハエレクトーンの解体について
長く使われずテーブル代わりになっていたエレクトーンを処分することにしました。
処分確定まで色々試行錯誤しましたので少しでもご参考にして頂ければ幸いです。
問題は重さでかなり重いです。大人2人でも持ち上げられない重量物です。どうやって運び出すか悩みました。処分する方法として次の5つの方法が思い浮かびましたので順番にご説明してまいります。
1.不用品買い取り業者に売る。
2.友人・知人に譲る
3.メルカリやラクマ利用してネット出品で売る
4.自治体に相談して引き取ってもらう
5.解体して大型ゴミの日に出す。
まとめ
はじめにインターネットサイトでエレクトーンの買取について検索して全国展開している大手の買い取り業者が目に留まり、バナー広告もたくさん出しているので電話で見積もり依頼。京都の加盟業者から連絡があってメーカー名・型番・年数・商品状態と自宅の階数など連絡して後日の返事を待ちました。2日後、見積もりは「買取り不可」との事と思い出ある大切な楽器なので有料で引き取りますとの連絡がありました。金額はなんと28000円プラス現地状況で追加料金有りとの連絡がありましたので即座にお断りしました。
1.不用品買い取り業者に売る
ご承知のように買い取り業者はピンキリありますので注意しましょう。内容聞いていると買取可能なエレクトーンは製造10年前後までと思われます。それ以前の古い型番のエレクトーンの買取はほぼ無いと考えた方がいいでしょう。
2.友人・知人に譲る
この方法も余程の親しい関係でないと後々ご迷惑をかけることになっては友人関係にひびが入ることもあるのであまりお勧めは出来ません。
3.メルカリやラクマ利用してネット出品で売る
この方法も考えましたがまだ実経験がありません。何しろかなり年代物のエレクトーンなので売れるまで時間がかかりそう。さらに配送もこんなに重たいのは送料と手間がかかりそうだと判断して断念。
4.自治体に相談して引き取ってもらう
次に地元役場に行って相談。答えは大人2人で抱えられて大型回収車に積み込み出来れば回収可、しかし回収車に積み込み出来なければゴミステーションに置いて帰る。との事でした。後は軽トラに乗せれるのなら4000円で引き取り出来るが重ければNGとの事でした。やはり重たいエレクトーンは回収してくれないのが実態のようです。
5.仕方なく解体して「年2回の大型ごみの日」に出すことに決めました。
ここからは準備物と具体的な手順を述べさせて頂きますのでご参考にしてください。
①準備物としては最初に床にビニールシートを敷いてできれば新聞紙も敷いておきます。床を傷つけないカバーと埃がかなり出ますので掃除しやすくしておきます。
次に電動ドライバー、プラスドライバー、カッターナイフ、ニッパー、滑りにくい作業手袋、ビニール袋です。まず電動ドライバーは前日に充電しておくこと。普通のプラスドライバーはネジが錆付いてめちゃくちゃ固くなっているのを丁寧に緩める為です。カッターナイフは紐とかシートをカットするために用意しておきましょう。そしてかなりの配線がありますのでニッパーは必需品です。後は作業中に怪我をしないように樹脂製の手袋を使用してください。後は取り外したビスをビニール袋にその都度整理しておくと足の裏を守ります。
いよいよ作業開始です。
②具体的手順はエレクトーン後部の裏板を外します。複数のネジを電動ドライバーで簡単に外すことが出来ました。ここでかなりの埃を感じながら裏から全体の組み立て構造を確認すると左右のパネルと仕切り版を長めのビスで固定しているのがわかります。左右のパネルネジをすべて緩めておきます。
次に表のカバーを外し、鍵盤2段を鍵盤下から止めているネジを外していきます。左右のパネルから力を入れて上段鍵盤と下段鍵盤を外します。次に足元のペダルを取り付けているネジと裏面カバーのネジを外せば簡単にペダルは取り外せました。
また裏側に回り、前板と本体を取り付けているネジを外します。裏側から見て上段に電子回路と下段にスピーカーがありますのでそれぞれの固定ネジを外していきます。ここが電動ドライバーの先が届かないなど少し難所です。手動ドライバーの首の長いのが使いやすいと思います。何か所か錆びているネジ頭をつぶさないように作業するのがポイントです。複数の配線をニッパーで切断しておきます。
いよいよ最後に左右のパネルを外せば解体完了です。
まとめ
重いのは裏板と左右のパネルとスピーカーでした。作業時間は初めての挑戦と慎重に進めましたので述べ約3時間程かかりましたが大体はドライバーとニッパーで作業出来ました。
解体後の姿を見たら少し気持ちがダウン。
本当に長い間お世話になりありがとうございました。感謝致します。
以上となりますがエレクトーンの処分をお考えの皆様のご参考になれば幸いです。
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