2021/02/23

自動運転バス公道実証実験参加

先週の2月19日(金)に けいはんな学研都市にある (公財)関西文化学術研究都市推進機構RDMM支援センター Clubけいはんな事務局が募集した「自動運転バス公道実証実験」の参加モニターに当選し試乗してきました。先週の月曜~金曜にコロナの感染防止策から参加者が4名ずつに分散して試乗体験しました。

・はじめに

自動運転バスの特徴や構造説明

自動運転の仕組み

実証実験での運行

・後は健康プログラム体験

・まとめ


1.はじめに

まず指定のバス停に指定時刻に集合する。マスク着用・検温・手洗い消毒。

次に係員よりタブレットを渡され今日の予定内容確認とプログラムの同意書にチェックを 入れて個人情報などその他入力。        


自動運転バスの画像

2.自動運転バスの特徴や構造説明

この自動運転車両バスはフランスのNAVYA社製で自動走行に必要な即位システムやセンサー等を搭載したバスタイプの完全電気自動車です。 乗車定員:最大14名、最高速度:時速19㎞、充電時間:約4~8時間、走行可能時間:約8時間となっています。

  *余談ですがフランスから船便で約一か月かかって日本に到着したそうです。

正面と後方は同じデザイン構造で前進から後進にはターンする必要はない前後同じ位置に運転操作盤があります。ただ日本では左車線走行義務のため国からは正面側にサイドミラー設置を義務付けられていると係員からの説明でした。

実際に乗った感じでは社内の車高は高くゆったりとして圧迫感はありませんでした。座席は少々硬めですがコの字型に配列されいて真ん中に乗降の扉がある構造です。

3.自動運転の仕組み

・車両の上部に「車両位置を測定する衛星測位システム」を設置しており高精度のGNSSを活用し、基地局と通信して位置情報を補正しながら数cm単位で車両の位置を正確に推定することが出来るそうです。また車両前後と側面に「障害物を検知する2種類のLiDAR」が埋め込まれています。周辺360度を監視する3D LiDARと路面24cm以上の高さの動きを検知する2D LiDARの2種類を使って障害物を検知します。

4.実証実験での運行

シートベルト着用。いよいよ自動運転のスタートです。運転操作は安全のためセーフティオペレーターと保安員が乗務します。交差点での停止が必要な場合はオペレーターが手動に切り替え減速停止します。前方100m先までセンサーで認知。近くに障害物を認知したら自動で減速します。万が一の時は緊急停止ボタンで停止します。

私たちグループの時は前日のプログラムの不具合で次の健康プログラム体験会場のKICK施設構内での走行実験となっていました。公道が走行出来なかったのは残念でした。


5.健康プログラム体験

試乗の後はKICK2階会議室内で近くのフィットネスクラブピノス指導員のもと簡単な器具を使った運動を3サイクル行って汗をかきました。半円形ジェルボールのバランスどりが難しかった。また縄跳びは久しぶりで5回連続で飛ぶのがやっとでゴムチューブの引っ張りもかなり力がいりましたね。体力の衰えを実感して健康プログラムを終えました。

6.まとめ

今回の自動運転公道実証実験に参加してみて近い将来は運転手の健康と乗客の安全をサポートするシステムとして段階的に普及してくるものと思いましたが現段階は5ステージのまだ2ステージに入った段階だそうです(下図参照)


今回の実証実験を行っているのは「WILLER株式会社」(本社:大阪府大阪市 阪急スカイビル、京丹後鉄道や乗合バス貸切バス他 旅行事業運営)でMaaS(Mobility as a Service)事業をコンセプトにされています。

海外ではシンガポールで観光客向けと近隣住民用の自動運転バスが運行されています。

感想としてパソコンや携帯電話の普及のように今後数年の内に地域のコミュニティバスに代わってこれらの電気自動バスが全国の自治体で導入されていくものと感じました。大型自動車免許がなくても女性や高齢者のオペレーターで運行される時代がそこまで来ていると実感出来たのは大きな収穫でした。今後を見据えてこの事業活動に繋げられないか考えていきたいと思っております。


2021/02/21

全豪オープン優勝の大坂なおみ選手へおめでとう!

 昨日のNHKライブで試合を観戦しました。大坂なおみ選手が決勝戦でアメリカのブレイディ選手をセットカウント2-0で退けて見事優勝致しました。本当におめでとうございます。今大会はストロークの安定感とここという時のファーストサーブに威力がありました。

準々決勝の元世界ランク1位のムグルサ選手との激闘が印象に残っています。

また準決勝戦では憧れのセリーナウィリアムズ選手との力勝負にも負けずストローク戦でも打球のスピードもコースをつくフォアやバックハンドも勝っていました。元女王に引導を渡した感じがしました。

これで全豪オープン2回、全米オープン2回と合わせて4度もメジャー大会を制しました。凄いことだと思います。ハードコート21連勝中です。あとは本人もインタビューで言ってますように芝のウィンブルドンと赤土の全仏オープンのタイトルをどう取っていくかに話題が集まると思います。そして開催が微妙な東京オリンピックでの金メダル獲得。

いずれもハードルが高いですが今の大坂なおみ選手なら可能性は十分にあると思っています。

応援しています。がんばれー大坂なおみ選手!

2021/02/04

お墓じまい

 いつもお世話になっております。鍵甚のブログにお越し頂いて有難うございます。

こんばんは。久しぶりのブログです。あっという間に1か月が過ぎて2月に。昨日は立春でした。もうすぐ梅の開花の話題が出てくる季節になりました。コロナ緊急事態宣言発令の延長が決まりましたが皆さんコロナに気を付けて過ごしましょう。

さて今日はお墓じまいについて書いています。

昨年、10月末に淡路島にある5代続く先祖代々のお墓を「墓じまい」致しました。体が動ける間にと思って決断致しました。先祖代々のご先祖様への思いとこれからの新しい出発に思いをいたして行動致しました。日々考動と決断の連続です。

さて今日は「お墓じまい」についてそのプロセスを振り返ってみました。

先祖代々続くお墓を墓じまいするにはかなりの勇気とエネルギーが要ることをまず最初にお伝えしておきたいと思います。小職の場合は足掛け約2年ほど時間がかかりました。遠い淡路島の南あわじ市福良の菩提寺まで毎年1回のお墓参りに行くのがやっとかっとの事と遠いご親戚の方がお墓掃除をしてくれていつもきれいにお花を添えて頂いて感謝していましたがその方々も高齢と病気との戦いでご負担をお掛けしているのではないかという気持ちもあって、ずーと甘えていることは出来ないと思っていました。又、息子たちは奈良県や神奈川県に在住していて生まれ育ったのは枚方市で淡路島との縁も薄く将来、お墓守が負担になってくるのではと考えたりしていました。何とか元気で動ける間に今住んでいる京都にお墓を移すことも考えましたがお墓があるとまた誰か見守っていかないといけないという負担が次の世代にかかってきますので先祖代々のお墓を閉眼供養して更地にする選択を致しました。自宅の仏壇にある両親の位牌と先祖代々の位牌には魂が入っていますのでいつでもお参りは可能です。両親のお骨と先祖代々のお墓にあるお骨をどこに収めるかは難題でした。一つ一つ解決すべくお寺さんへのご相談から始め、そしていつもお墓をきれいにして頂いてる遠戚のご夫婦にも毎年の夏のお盆にお墓参りした時にご挨拶を兼ねてお伺いしてお墓じまいのお話をそれとなく話題にしながら進めました。菩提寺の住職にも相談しながら、マイ家族にもお正月や夏休みに帰省した時に相談しながら時間をかけて進めていきました。そして昨年秋になってコロナ禍の中で家族とはビデオ会議などで相談しながら併行して墓じまいの専門の石材店を探して相見積もりも取りながら知識と情報を集めていきました。ちょうど運よく淡路島にある老舗の石材店さんとご縁ができて信用もあり、価格的にもご協力いただけたのでお墓じまいの依頼をして昨年の10月末に無事にお墓じまいを済ませることが出来ました。当日は快晴でお天気にも恵まれて段取り良く進められました。ご先祖様の土(古いお骨は出てこなかった)と両親のお骨を菩提寺の永代供養墓に納骨を済ませて家族全員の健康と安全をお祈りして淡路島を後に致しました。



初代 鍵屋甚左衛門のお墓


2代目 鍵屋甚三郎のお墓

4代目 萩原富次郎・ため子両親のお墓





富次郎・ため子のお墓(側面)







菩提寺永代供養墓


永代供養納骨式


余談になりますが石材店さんの話では淡路島の墓石に「使われる石」は水分が多く含まれていて経年変化でもろくなって剥げやすいそうです。確かにご先祖様のお墓は年々刻印の文字が読みづらくなって石が剥がれてきていました。後々20年から30年もすれば・・・と思い自身の体の動くこのタイミングしかないかなと考えてお墓じまいをさせていただきました。

今年に入って私達のお墓はどうするか考えていた時、枚方市と精華町の中間にある「京阪名墓地公園」内の「先年オリーブの森」という新しい樹木葬スタイルの墓地を見学して手入れもよく環境もいいのでここならと気に入り、とんとんと話が進み、長男や次男にも知らせて1月末に契約を済ませました。お墓という古い怖いイメージとはかけ離れた洋風の公園スタイルの墓地で1000年オリーブの樹と500年オリーブの樹に囲まれた静かな庭園風の墓地です。私たちを含めて何体ものお骨を永代に亘って一緒に収められ供養されるのが良いのと他のお骨と合祀されないので家族だけで眠れるのが良いと思い契約に至りました。私たちがなくなった後は息子たちが判断すると思いますが選択肢が増えたことはいいのではないかと思っております。
まだまだ身体と健康に気を付けて仕事にテニスに励みたいと思っております。
本記事が皆様のご参考になれば幸いです。