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全仏オープン歴代優勝者
はじめに
テニスのメジャー4大大会の一つで有名な全仏オープンテニスといえばこの選手の名前が直ぐに浮かぶぐらい優勝をしております。その選手の名前はラファエル・ナダル選手です。ナダル選手の5連覇、12回優勝がともに現在では最多となっています。ナダル選手以外の選手ではオープン化以前も含めても4連覇が最大です。ナダル選手のすごいところは2005年~2008年の4連覇と2010年~2014年に5連覇を達成しているところです。さらに2019年の優勝も含めて2005年からの15年間で12回の優勝を達成しており戦績は93勝2敗、勝率は97.9%で敵なしの状態です。クレーコートとの相性もよく大きく弾むスピン系のストロークで対戦相手を圧倒していき、2020年全仏オープンテニスの頂点に一番近いところにいる選手と思います。決勝戦は間もなくです。
日本人選手では過去に佐藤次郎という選手が有名です。
1993年(昭和8年)は佐藤選手が日本人テニスプレーヤーとして最も輝いた年になりました。その年の全仏選手権とウインブルドン選手権で連続ベスト4進出を果たしています。全仏選手権の準々決勝ではイギリスの当時英雄でイギリスのテニスの神様といわれていたフレッド・ペリー選手を破って一気に世界から高い評価を受けました。
グランドスラム4大大会シングルスベスト4進出と4大大会シングルス32勝は日本テニス史上最多記録でした。ちなみに2014年9月の全米オープンテニスで錦織圭選手が準決勝進出して佐藤選手と81年ぶりに並び、さらに勝ち上がって決勝進出して惜しくもビッグタイトルを逃しましたが日本人選手初の準優勝をして佐藤選手の持つシングルス32勝を塗り替えてさらに記録を更新しています。
話を戻しまして全仏オープンテニスの日本人女子では伊達公子選手がベスト4の成績を残しています。
全仏オープンテニスの歴代優勝者を列挙してみました。
開催年 |
優勝者 |
出身地 |
2019年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2018年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2017年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2016年 |
ノバク・ジョコビッチ |
セルビア |
スタン・バブリンカ |
スイス |
|
2014年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2013年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2012年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2011年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2010年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2009年 |
ロジャー・フェデラー |
スイス |
2008年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2007年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2006年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2005年 |
ラファエル・ナダル |
スペイン |
2004年 |
ガストン・ガウディオ |
アルゼンチン |
2003年 |
ファン・カルロス・フェレール |
スペイン |
上記の一覧表からもわかります様にラファエル・ナダル選手の名前がずらっと並んでいます。二年ほど怪我で上位進出はなりませんでしたが2017年に見事優勝してから歴史的に残る12回もの優勝を重ねました。この18年間であのジョコビッチ選手やフェデラー選手でもまだ一回しか優勝できておりません。如何に凄い事かお分かりいただけると思います。赤土のクレーコートでは敵なしです。2020年も間違いなく優勝候補筆頭でしょうね。日本人選手では怪我からの復帰を目指している来年の錦織選手の上位進出が期待されております。
女子の全仏オープンテニス歴代優勝者(過去12年分)は以下の通りです。
開催年 |
優勝者 |
出身地 |
2019年 |
シナモ・ハレブ |
ルーマニア |
2018年 |
アシュリー・バティー |
オーストラリア |
2017年 |
エレナ・オスタベンコ |
ラトビア |
2016年 |
ガルビネ・ムグルサ |
スペイン |
2015年 |
セリーナ・ウイリアムズ |
アメリカ |
2014年 |
マリア・シャラポワ |
ロシア |
2013年 |
セリーナ・ウイリアムズ |
アメリカ |
2012年 |
マリア・シャラポア |
ロシア |
2011年 |
李娜 |
中国 |
2010年 |
フランチェスカ・スキアボーネ |
イタリア |
2009年 |
スベトラーナ・クズネツオワ |
ロイア |
2008年 |
アナ・イバノビッチ |
セルビア |
全仏オープン日本人
全仏オープンシングルスで過去最高の成績を収めている日本人選手は伝説の佐藤次郎選手で
す。1931年と1933年にベスト4の成績を残しております。ラケットはまだ木製の時代ですが凄い記録ですね。
その後2013年に錦織選手が75年ぶりにベスト16の戦績を残しています。
ご参考までに日本人女子では伊達公子選手が1995年の全仏オープン女子シングルスでベスト4の好成績を残しました。
全仏オープン2020は
2020全仏オープンはラファエル・ナダル選手が最有力候補に挙げられるのはまちがいないところでしょう。(結果はナダル選手が優勝)ノバク・ジョコビッチ選手が決勝進出していますのですごい戦いになると思います。最近のツアー大会で好成績を残しているティエム選手や若手のチチパス選手、ズベレフ選手などがこれからの4大大会に波乱を起こすかもしれません。
来年の全仏オープンでは日本人の錦織圭選手に期待したいと思っています。怪我からの調整がまだ長引いていますが下部ツアー大会に出場してゲーム感覚と自信を早く取り戻して4大大会で是非とも優勝してほしいと願っております。
日本人女子では当然に大坂なおみ選手に期待しております。つい最近に4大大会に連続優勝をしているので大いに期待できると思っています。
まとめ
全仏オープンテニスは歴代優勝者一覧表からもクレーコートに強いラファエル・ナダル選手がその栄冠を手繰り寄せるのは間違いないところと思っております。(結果はナダル選手が優勝しました。)
ただコロナの影響で秋に開催されるローランギャロスの各コートには屋根がありませんので天候との戦いでもあります。雨天順延はしょっちゅう有るようですし、低い気温や風、湿度等とも上手に対応していかなければ勝ち上がるのは難しいと言われています。長丁場を戦い抜く体力と気力そして運が勝負に大きく影響しますので出場する選手は大変です。
しかしその大変な壁を乗り越えた時に栄光のトロフィーを頭上に掲げることが許されます。果たしてその栄冠は誰の頭上に輝くのでしょうか?皆さん一緒に応援しましょう。
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