2021/07/17

日本の伝統 京都宇治茶企業訪問

 いつも鍵甚のブログをご覧いただいてありがとうございます。

先日、京都府宇治市白川鍋倉山にある天保年間(1850年頃)創業の約171年になる株式会社堀田勝太郎商店様にお伺い致しました。今年4月頃に次男知人のつてでアメリカオハイオ州在住の方からご相談があり、日本製宇治茶を取り扱っていきたいとのご要望に応えてしてお取引に繋がりました。その御礼とご挨拶を兼ねての今回の訪問でした。代表者の堀田勝太郎様、ご長男の総統括 堀田真史様、企画営業部の宮崎力也様、同じく企画営業部アシスタントリーダーの佐々木敦子様にご挨拶させて頂きました。

堀田総統括様と宮崎様からは畳仕様の玄関でお茶のおもてなしを受け、作法の知らない小職をお茶と真心で出迎えて頂き伝統の企業文化を肌で感じました。


続いて2階事務所と商談室で創業からの歴史やお茶に対する思い入れや今後の事業方針などの取り組みをお聞かせいただきお茶に対する深い思い入れに感銘を致しました。現在、海外展開にも力をいれており、現在4名のスタッフで海外市場への展開に目を向けられています。特に欧米諸国では無農薬栽培での関心が高く、残留農薬などの規制が強まっているとの事で地元茶生産農家様と情報共有しながら生産供給しているとの興味深いお話も頂きました。





最近ではファミリーマートさんとのコラボで抹茶のシュークリームを開発して全店舗展開を計るなどスイーツや抹茶プリンや抹茶ゼリーなどの商品開発にも力を入れておられます。



国内全般では仏事のお茶のお返しも少なくなりコロナ影響で大きな葬儀そのものがなくなってきている現状の中で、高級なお茶はまだ頑張って横ばいで推移してると言われていました。京都宇治抹茶に京都宇治玉露、京都宇治ほうじ茶、京都宇治煎茶と幾種類ものお茶があります。堀田勝太郎商店様は商品開発から品質管理にパッケージデザインまで一連の物づくりが出来る体制があるとの事でした。さらに今後ホームページから注文や問い合わせが出来るネット社会への対応にも取り組んでいきたいと熱く語られていました。


今回のご縁を大切に日本国内での販路開拓とともに、特にアメリカ市場に向けた販路開拓にも協力していきたいと考えております。

今回は大切なご縁を頂きありがとうございました。