鍵甚の目指す方向に合致した案件がアメリカから届き、アメリカ市場と日本製品 の融合に関わることになりました。今日はその流れと成約につながった経過について纏めてみました。
・はじめに
・アメリカ市場について
・made inジャパンの魅力
・仲立業の役割とは
・まとめ
はじめに
それはアメリカオハイオ州ウースター市にあるネットでオーガニック系ハーブ等を販売している会社オーナー様から日本茶のシンボルである宇治茶を卸してくれる会社を知らないかと次男懇意の知人を通じての問合せがありました。程なく次男からの問合せメールが来たのは3月上旬頃でした。
小職在住の地域は京都府宇治市や宇治田原地区に近く、昔からの宇治茶の主要な生産地でもあります。また京都府山城地区にも近く、宇治茶栽培の本場ですのでそういった地域を中心にネットや地図情報など参考にしながら永い伝統のある老舗から親子二代で茶畑を栽培し卸もされてる会社など3社に絞込み、電話と問合せメールで見積もりを依頼しました。
皆さん快く相談&見積もりに応じてくださり感謝しております。
アメリカ市場について
以前にもお伝えした事がありますがオハイオ州に隣接するニューヨーク州でも農業が主流で近年、無農薬や減農薬によるオーガニック栽培が盛んです。2019年にアメリカニューヨーク州ロチェスターに渡航した時にフーズマーケット(青空市場)が盛んに開かれてる日常や大手スーパーのWegmansがそのパンフレットに今後オーガニックパートナーファームを増やすと明記されていました。大手の販売元がオーガニック商材を扱うことで生産者も活力が生まれてくるものと思っています。価格はちょっと高めでも安全・安心な食材はじっくりと支持されているようです。

made inジャパンの魅力
日本製の品質と技術力は世界からも高く評価されているのは周知の事実です。
工業技術から生産技術、家電製品までそのきめ細かい技術力と応用力が特に優れています。農産品にも同じことが言えると思います。リンゴやみかん、梨、イチゴ、サクランボ等のフルーツ類は本当に美味しいですね。味が深いというかみずみずしいというか海外で同じ果物を食べるとその美味しさの違いよく分かります。
野菜類も同じですね色形は似ていても日本製の野菜は甘味もあってやはり美味しいですね。
宇治茶もmade inジャパンです。海外ではハーブ茶・ミント・紅茶・中国茶などいろいろ沢山の種類のお茶が飲まれています。それぞれのお国では日常生活の中から必然的に栽培生産されたものと思われます。日本茶の中でも最高品の宇治茶は日々の生活シーンで愛用されて来ました。またその栽培も地形や気候などの影響から京都府南部の宇治市、宇治田原、和束、山城地域などで長く昔から栽培されてきました。お茶の効能は一息つく「間」にあると思っています。今回もアメリカから宇治茶の卸について問い合わせを頂いたのもmade inジャパンのお茶。しかも宇治茶を扱っていきたいというオーナー様の想いからだと考えています。
まとめ
アメリカのオハイオ州在住の依頼人様も自社サイトのオーガニック商材以外にも日本製の宇治茶を加えてよりレパートリーを広げようと思われたのでないかと思います。
アメリカ人の日常生活での食事にが合うのかどうかは分かりませんが健康ブームでライスや寿司などの和食ブームがじっくりと米国社会に浸透していることから宇治茶の出番が多くなってくるように感じています。そのあたりを依頼人様も同じように感じているのではないかと思います。
明るい未来を目指して
一歩一歩進めていく予定です。